AERO LOUNGE with NINE LIVES
I HEARD IT FIRST!
| エアロスミス、新作のプロモ来日!この話がファンクラブ経由で伝わってきたのが去年の12月。その時点での予定は2月1日開催だったんですよ。でも一向に知らせがなかったから、中止になったんだな〜って思ってました。でも突然、僕の誕生日である2月10日に知らせがきて、もし当たったら凄い誕生日プレゼントだな、って気楽に応募したんですよ。「2月22日開催。エアロの新作が全曲聴ける!メンバーに会える!」ね〜、魅力的でしょ?でもファンクラブの招待枠は300人、エアロのファン数からいって難しいだろうって思ったから気楽にね!でも当たっちゃったの、ビックリ・・・ 2月22日、とっても寒かったこの日の午後5時30分、赤坂ブリッツ。入り口にラッキーな方々600人が並ぶ。僕の整理券番号は121番、割と早い。実はブリッツには初めて来たんだけど、この順番ならいい場所がゲットできそうだ。写真撮影と録音はダメってことで、荷物チェックをやってた。面倒だから手ぶらで行った僕は、そのまま入れた。係のお姉さんがこの日のパス(首から下げるタイプ)をくれた、いい記念だよ。新作のポスターになるのだろうかという猫の写真にエアロのウィングロゴ、その下に”I HEARD IT FIRST!”の文字。あ〜、新作がいち早く聴けるんだって実感が・・・ 中に入るとステージ上にソファーとインド風の仏像や象の陶器、それとたくさんのロウソク、オリエンタルなセットが組まれてました。それにしてもブリッツは狭い!僕は前から3列目(スタンディングだから列目ってのはちょっと変だけど、その辺って意味)くらいの場所をゲットできました。この時点でメンバーが座るだろうと思われるソファーまでの距離、わずか4〜5m!あの憧れのエアロまでの距離が・・・ 6時、ひとりのロンゲの男の人が勢いよくステージに駆け上がってきた。あ〜、MTVのVJのケンさんだよ、やっぱりデイヴ・リー・ロスに似てるよ(笑)、なんて思ってたら今日の司会だそうで。ケンさんの話では、メンバーはすでに楽屋裏にいるが、まず日本で初めて新作「ナイン・ライヴズ」を聴いて、しかもシングル第一弾「フォーリング・イン・ラヴ」のビデオが到着したばかり、それも日本で初めて見てくださいとのこと。MTVでも午後8時30分からでないと流さないそうなので、正真正銘日本で初めてですって。そして、その後はいよいよ握手会ですって、わぉ、興奮するぜ。「では、新作の”NINE LIVES”を聴いて下さい!」って、ちょっと待ってくれ〜、メンバーは?僕、メンバーと一緒に聴いて、曲に対するコメントとか聞けるのかと思ってたんだよ。オイオイ、ここに立ったまんまアルバム1枚聴くのかい? その通りでした(苦笑)。しかも70分を越える大作(笑)!でも、その新作は本当に素晴らしく、飽きのこない時間でした。ウワサ通りのインド調あり、パンク調あり、泣きのバラードあり・・・サウンド的には、”PUMP””GET A GRIP”と続いたちょっとポップな路線からは外れ、70年代エアロを90年代にアレンジした感じ・・・まあ、僕がどうのこうの言うよりも、3月12日に聴いてもらった方がいいでしょう。しかし大音量の曲にあわせてライトが光るだけの空間で、主役不在の新作を聴く600人・・・楽屋裏にいるんだろ〜、出てきてくれ〜! その大作が終わり、再びケンさん登場!いよいよメンバーが・・・なんて思っちゃいけません。日本で初めてのビデオがあります(笑)。この曲は、ニュースステーションやミュージックステーションでやったから、もうお馴染みになってましたね。映像があるからでしょうか、あっという間に終わってしまいましたが、最近のエアロのビデオと同じくセンスがいい!! そしていよいよ、待ってました、エアロスミス!メンバー5人揃って登場!!あ〜〜〜、スティーヴン・タイラーが、ブラッド・ウィットフォードが、トム・ハミルトンが、ジョーイ・クレイマーが、そして僕のアイドルであるジョー・ペリーが・・・長年の憧れエアロスミスが、今、僕から僅か数メートルの場所に・・・信じられない、これって現実?すでに鳥肌状態。 メンバーがソファーに座って、軽いトーク!これが僅か5分程度・・・なんて短いんだろ。まあ、日本に来たのは何回目だとか、その程度の話でした。ただ一つ印象に残ったのが、誰かがステージ下からライブは何回やるか?って聞いたんですよ。ほら”GET A GRIP”ツアーの時は、武道館で7日やったじゃないですか(94年5月)、だから今度は?って感じで。そしたら、スティーヴンは両手を開いて前に突き出してさ、つまり10回ってこと!言葉で「10回!」とかは言わないんだよ。かっこよかったね、あれは。 ついにきたよ、握手会の時間・・・整理番号1〜100の人が並び始めたから、ステージ前が思いっきり空いたんですよ。一番前まで行けちゃったよ、ラッキー!でも、握手始めちゃったから(ステージ上でやったんですよ)メンバーはやっぱり下の人はあんまり相手にしてくれないんです。でも、たまに詰まったりすると下に手を振ってくれたりして・・・場内にはエアロの曲がガンガンに流れてるんだけど、スティーヴンもそれにあわせて歌真似とかしてくれたりして・・・例えば”LIVIN’ON THE EDGE”とかさ、サビに入る前に”YA!”ってシャウトするとこがあるじゃん、あれとかやってくれたりさ。よく見ると、何か言ったりして、全員にすごく丁寧に握手してくれてるんだよ。超がつくほど大物なのに、何というサービス精神! いよいよ僕も通路に並んで順番待ち。とにかくファンひとりひとりを大切に扱ってくれてるから、すごい時間が掛かってる。20分くらいは待ったかな、ステージに近づくまで。僕がステージまであと少しってとこで、場内の曲が”DREAM ON”に!僕の心境にはピッタリの曲だよ、これは。ステージ上に並ぶメンバーは、ジョー、ブラッド、ジョーイ、トム、スティーヴンの順番。え〜、ジョーが最初かよ・・・何か言わなくては。とにかく直接話ができるチャンスなんて、もう一生ないかもしれないし・・・ピックアップのこと、アンプのこと、聞きたいことはいっぱいあるけど、やっぱりジョー・ペリーモデルの話をしたい。去年、ギブソンから世界限定200本で発売されたこのモデル、どうしても欲しくて、なんとも無謀な5年払いで買ったんですよ。もう貧乏人の買える値段じゃないんですよ、58万ですよ〜!でもね、ジョー・ペリー大好きだからさ、これもひとつの愛の形なの(笑)。この2001年までローンを払い続けるギターの話しかないでしょ、ここは。 ついにステージに足が掛かった、ジョーまであと3人。あれ?何?このオヤジ・・・なんと警察の方でした、なんて厳重な警備でしょ。まあ、国賓なみの扱いはしなくちゃね、世界の宝なんだし、ってそんなことを思ってたら僕の番だよ。あ〜、今、尊敬するジョー・ペリー先生が・・・もう膝がガクガクいっちゃてるのがわかったよ、ホント。「ジョー、ギブソンのあなたのモデルのレス・ポールを買いました。最高に気に入ってます」僕、英語が話せてよかったよ。そしたら(あまりの大音量で名曲”DREAM ON”が流れてたから)ジョーにはよく聞こえなかったみたいで、「えっ?何?」って、あの巨大な頭を僕の顔の真ん前に・・・もう、5cmですよ、ジョーまで。そして僕の話を理解してくれたジョーは、隣にいたスタッフに出させて、なんと手渡しで僕にピックをくれたんですよ、ジョーのオリジナルのピックを!しかも「これで弾けよ」って言って・・・もう、僕は失神寸前でした。あまりの興奮状態で”Thank you”しか言えなくなった僕を見て(しかも何回も、100万回くらい言った感じ)、ジョーは笑ってました。 ジョーひとりで、完全にKOされた僕は、もうわけわかんなくなってました。次のブラッドは気さくに”How are you?”などと声を掛けてくれた。でも、”Great!”と言うのが精一杯、あとは「新作最高ッス!」これしか言えなかった。ジョーイには「早く日本に来てください」って、トムには「トム・・・」って言っただけで、もう言葉が出ませんでしたよ。だってエアロが目の前に・・・ジョーには話す事を考えておいたから、まだよかったんだけど・・・いや、他のメンバーにだって考えてたんですよ、「トム、すごい胸毛ですね。でも金髪だから全然目立ちませんよ」とかね(笑)。でも、先生がくれたピックのせいで、全てがブッ飛びました。 そして御大スティーヴン・タイラーの前で、僕は完全に固まりました。思わず見つめ合ってしまいましたよ。だって・・・そしたらスティーヴンが「お前、こんなの着てて暑くないのかよ?」ってあの声で聞いてくれたんですよ〜、僕の皮ジャンを押しながら、サル顔で。確かに会場は熱気がすごくてかなり暑い、しかも僕はB-3着てたんですね、そりゃ暑そうに見えるだろうけど。愛聴してるCDと同じ声で聞かれた僕は、やっぱり緊張して「暑いけどいいんです・・・」なんてわけわかんない答えになってしまい、また見つめ合ってしまった(笑)。もう死にそう・・・更に追い打ちをかけるように「お前はギターを弾くのか?がんばれよ!」などというありがたいお言葉・・・もう、死のう、その方が楽だ。 僕はかなりヤバい状態でステージを降りました。するとスタッフが全員に写真をくれてるのです。新作のプロモ用の写真なんだけど、なんとメンバー全員の直筆サイン入り!僕等が新作を主役不在で聴いてた時に、600枚の写真にサインを書いてたんだね・・・更に今回のイベントの記念Tシャツまでも、全員にくれるとは。僕は入場した時にもらったパスだけでも充分嬉しかったのに・・・こんなにいろいろくれるなら、鞄でも持ってくるんだったよ(笑)。ソニーもマネージメントも、そしてもちろんバンドも、みんな太っ腹だね。あっ、ちなみにジョーのピックは選ばれし者のみだったんだけどね(爆)! その後もエアロは握手し続け・・・しかも最後までひとりひとり丁寧に。本当にファンを大事にしてくれるんだなって感動しながら見続けてましたよ、ステージ下に戻って。全員との握手が終わって、エアロを送る時がやってきました。こんな近くで見れることはもうないでしょう、武道館のアリーナが関の山です・・・そう思ったらちょっと寂しくなったけど、いつまでもこの5人でいい作品を作っていってくれたら、それでいいんです。エアロのメンバーは思ったより小さかったです、トム以外は僕より小さかったんです(ちょっと意外)。でも、その存在はあまりにも大きく、すごいオーラを発してました。このすごいバンドに一生ついていこうと決意しましたよ、マジで。ステージからエアロが去るときに「スティーヴン」と呼びながらスタン・ハンセンのポーズ(ハング・ルースって言うの?いや、他の人と同じじゃ目立たないと思ってさ)を決めたら、ハンセンのポーズで返してくれました(笑)。こうして僕の夢の3時間は、あっという間に終わりました。 マジ〜、長すぎだよ・・・いつものことだけど(笑)。最後まで読んでくれたみなさん、僕のミーハーな話につきあってくれてありがとう。自分で言うのも何ですが、こんなにミーハーになることは珍しいんですよ。ただ、この不良中年軍団”THE BAD BOYS”だけはね、特別ってことで許して下さい。でも、ホントにこの日は、生まれて初めて死んでもいいって思ったよ。 エアロスミスは不死鳥だからね、何度死んでも生き返るんだよ。今までだって浮いたり沈んだりしてきたけど、必ず最高の作品を引っ提げて、世界の頂点に帰ってくるんだもん。その魅力はこんなとこで説明し切れるもんじゃないよ。これ読んで、僕をこれだけ興奮させるバンドに興味を持った方がいたら、是非聴いてみて下さい。キャリア25年のバンドです、アルバムはいっぱい出てます。どれを聴いても、それがエアロの歴史だから・・・もちろん新作だって最高です。 あっそうそう、最後に一言!サイン入りフォトとジョー・ペリー先生のピックは、僕の家宝として孫の代まで伝えていきます。さあ行くぞ、武道館10日間!あ〜、ジョー・ペリー様、また会えるといいな・・・ |
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